2006年08月16日

ニュルンベルグはマイスターの町

現在、マイスターと言えばドイツ国が与えるその道の達人を証明する国家資格。実に様々な分野のマイスター制度があると聞く。システムエンジニア、機械工、家具職人、パン作り、洗濯屋、バイオリンやギター作り・・・・etc。技術は当然として高度な知識も不可欠らしい。

 リヒャルト・ワーグナーの楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の時代のマイスターは「親方」と訳されている(ちなみにジンガーは歌い手)。これが現代まで受け継がれているのだろう。

 ニュルンベルグは職人の町といわれることもあって、駅に降り立ったときは人知れず感慨に浸っていた。頭の中では前記楽劇の壮大な前奏曲がずっと鳴っていた。今夜の宿は隣町のエアランゲン市なのだが、空港で荷物を預けられたおかげでここで散策すること可能となった。
駅からの地下道でタバコを買った。パリで5ユーロしてたものが3ユーロちょいだった。でも日本のほうがまだ安い。

 由緒ありそうなホテルが林立する駅周辺から少し街中へ。ほどなく中世にタイムスリップしたような古い教会がそびえる石畳の広場に出る。
 もう日は沈んでいるのだが、みんなデジカメ撮影に余念がない。古い町並みなのに、ハンバーガーショップやボーダフォンのショップなども上手に共存していた。

 さあ楽しみにしていたのははやり晩飯。すぐに下町風情たっぷりのガストハウス(居酒屋風のレストランとでも云おうか)がうまい具合にみつかった。
みんな慣れないメニューを見ながらああでもないこうでもないと思案した挙句、ソーセージにサラダにサーモンにエトセトラ。ソーセージはさすがに本場の味、サーモンはパリのほうがちょっと旨かったかな。

 でも何といってもビール。ドイツに赴任している元会社の知人から「ビールはヴァイセンビール、ワインはフランケン(白)を飲むこと。ドイツで赤ワインを飲むやつはおらん」と昨日電話があったので全くそのとおり注文した。ちょっと濁ったそのビールは抜群に旨かった。ビールはのど越しというのは供給側からの洗脳か言い訳であって、ビールでも日本酒のごとくしっかり味わえるものだと見直した次第。30cmはある細長いグラスとコースターはそのビール専用だった。
 酒の話題になるとどうしても長くなるが、フランケンワインもなかなかでパリでは赤オンリーだったのでいっそう新鮮に感じた。

 あしたは万全の体勢でギターの材料選びをしなければならない。しかもその中には頼まれ物も含まれている。そしてきょうは朝早くからの大移動でちょっと疲れている。
と自分に言い聞かせて、未練たっぷりなるも適当にお開きとして宿に向かった。


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posted by nara_craftm at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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