2006年08月16日

クープラン家代々のオルガンと天からの声

 私はフランソワ・クープランしか良く知らないがバッハ一族のようにクープラン家も音楽家で有名だそうだ。
そのクープラン家の人々が弾いていたというパイプオルガンがあるという教会が近くにあった。
外観はいかにも古いが、見方によってはノートルダムより雰囲気がある。ゴシック以前のデザインのような気がした。

 入ってみるとちょうどミサの最中だった。そこは”観光用”とはちょっと趣の違う普通の教会のようだった。百名前後の若い男女(何て呼べばいいのか、修行中の修道士/尼?)が正装と思われる白と黒のいコスチュームで説教(?)を聴いていた。我々も神妙に着席した。見上げるとステンドグラスも品良く納まっていた。

              すると予期せぬことが起こった!

 「わあー」と声を上げそうになった。鳥肌もたって胸が熱くなった。実は、一人のソプラノのリードに続いて全員のコーラスが始まったのだ。何声かの混声ハーモニー。もちろんビブラートはかけない。教書のテキストが、抑揚をおさえた非常にシンプルなメロディーラインで発せられる。どのパートも同じフレーズなのだが、この空間の残響のため自然にポリフォニーがかかる。

          − なんと美しい声 −

 一人のリードによって全員が続くというルーチンが何度も繰り返される。その間、リーダーのソプラノがテノールになったり、なんとフルートになったりした。
忘れそうになっていたクープラン家のパイプオルガン、遠目だがきっちりと拝見して教会をあとにした。

 
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posted by nara_craftm at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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