2006年08月16日

ルーブルは大衆の美術館

 紙袋いっぱい買ったニス類は一旦ホテルに持って帰って、さあいよいよルーブル美術館へくりだす。

 メトロでオペラ駅へ。せっかくなのでそこからルーブルまで歩いた。ヴェルサイユよりはシンプルめのデザインだが、こちらのほうが大きくて長〜い。中庭にあるガラス張りピラミッドから入る。ウイークデーの午後、ほとんど待ち時間なし入館できた。帰りの時刻と待ち合わせ場所を決めてそれぞれ別行動とした。

 日本語の館内地図をたよりにまずはモナリザをめざした。教科書やテレビで見た絵画が次々と目の前に現れる。それらは全てむき出しで壁にかけてある。柵もない。触ろうと思えば触れるし不謹慎だがイタズラも可能だ。この状態でずっと問題がないということに驚く。このへんがフランス人のよいところなのかも。

 モナリザに辿り着くまで腹いっぱいになった。作品はどれもこれも有名で素晴らしいのだろうが、むちゃくちゃ多すぎる。この美術館は目的を絞ってそれ以外は全く無視しないと何を見に来たのかわからなくなる。極端にいえば一生かけて見に来てもまだ足りないかも知れない。
 
 モナリザだけはガラスケースの中に納まっていた。実物を見ると”生身の人”を感じた。これが目の前にあるという現実が信じられない。彼女はいったい何人の人に見つめられたのだろう。ガラスケースの中は独立して空調されているそうだ。そういえば”ナポレオンの戴冠式”も”民衆を導くジャンヌダルク”もむき出しではあるが、絵の表面は何か分厚いものでコーティングされていたように思う。

 あとはもっぱら家具や工芸品の展示を見て歩いた。竪琴みたいな背もたれと丸くて細い脚と貫きがエレガントな椅子がなかなか良かった。マホガニーやローズウッドを贅沢に使ったクラヴィーア(ピアノの前身)も見事な作品だった。リュートやバロックギターが描かれている絵ばかり見ていたが、今回はルーベンスの絵に最もすごさを感じた。


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posted by nara_craftm at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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